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2020年度都立高校推薦入試対策講座



観点別評価を知り、成績・内申点を上げる

観点別評価を知り、成績・内申点を上げる
通知表を気にする親御さんは多いかと思います。しかし、どこをどう評価されて通知表となっているかをご存知の方は少ないのではないでしょうか?観点別評価がオールAなのに、評定が「4」になっているのには理由があるのです。どういう評価方法で通知表が作られているか、ご紹介します。
石井 知哉(いしい ともや)

執筆

石井 知哉(いしい ともや)

通知表の「5」は、授業態度、テスト、提出物の全てで80%以上の評価をとってから

通知表は1~5(または1~10)の評定と呼ばれる数値によって評価されます。
評定のもととなるのは、以下の様な「観点別学習状況」と呼ばれる項目のことで、それぞれA~Cで評価されます。

  • 「関心・意欲・態度」
  • 「技能」
  • 「知識・理解」
  • 「思考・判断・表現」

この評価は授業中の様子、テスト、提出物から多角的に評価されます。
その程度をA~Cで評価しているのです。

  • A:十分満足できると判断した場合(課題の80%以上)
  • B:おおむね満足できると判断した場合(課題の50%以上80%未満)
  • C:努力を要すると判断した場合(課題の50%未満)

簡単にいえば、テストも50点以下、提出物も半分しか出さないでは、Cがつく可能性が非常に高いということです。

オールAでも「4」になるカラクリ

観点別学習状況がA~Cで評価されると、それを総合的にみて1~5の「評定」が決まります。
それは以下の基準で決まっています。

  • 5:十分に満足できると判断されるもののうち、特に高い程度(課題の90%以上)
  • 4:十分に満足できると判断される(課題の80%以上90%未満)
  • 3:おおむね満足できると判断される(課題の50%以上80%未満)
  • 2:努力を要すると判断される(課題の20%以上50%未満)
  • 1:一層努力を要すると判断される(課題の20%未満)

こう数値でみると「5」をとる難易度がいかに高いか分かりますね。また全体を見て総合的に判断するため、観点別評価がA-A-A-Aのと4つAでも「4」になる子と「5」になる子が出てくるのです。

教科によって重要なポイントが違う!

各教科にはそれぞれ独自の観点が4~5つ設けられています。これらは、必ずしも同一の比重で評価されるわけではありません。
教科や観点によって、その評価の比重というのは違っています。

分かりやすい例でいうと保健・体育がそうです。

  • 「関心・意欲・態度」:20%
  • 「技能」:40%
  • 「知識・理解」:20%
  • 「思考・判断・表現」:20%

提出物の類が少ない保健・体育は必然的に「技能」の評価の比重が重くなっているのです。他には数学などでも技能が重視されたりするケースがあります。とはいえ、保健・体育ほどの比重のギャップがある教科は稀です。さらに「5」を目指すのであれば、全ての観点において「A」をとらなくてはいけませんので、妥協せずに、精一杯勉強する必要があります。

石井 知哉(いしい ともや)

執筆

石井 知哉(いしい ともや)