【原稿用紙の使い方まとめ】題名や氏名、本文の書き方ルール
執筆
石井 知哉(いしい ともや)
目次
作文・小論文の題名の書き方
原稿用紙を前にして、最初の書き出しの部分です。ここのルールが曖昧で自信がなく「読書感想文」自体が書けなくなってしまう、、なんてお子さんも少なくないはず。サッと確認して次に進んでしまいましょう。
ルール①
題名は、上を2〜3マス空けて書く(最初の1行を空ける場合もある)。
作文・小論文の氏名の書き方
ルール②
氏名は、題名の下か、次の行の下の方に書く。下を1〜2マス空け、姓と名の間は1マス空ける。
ちなみに、都立高校などの入試問題などで作文・小論文が出題される際は、「題名・氏名は書かず、本文から書き始めよ」と指示される場合があります。このような場合は、指示に従いましょう。
作文・小論文の本文の書き方
さあ、いよいよ本文です。もしかしたら、原稿用紙に対して複雑なイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、ルールはそこまで多くはありません。サッと目を通しておけば問題ないでしょう!
ルール③
最初の書き出しは1マス空ける。さらに段落を変える時は、改行して、書き始めを1マス空ける。
ルール④
読点[、]や句点[。]は1マス使う。しかし、これらが行の最後になる場合は、読点・句点は最後のマスの文字と一緒に書く。
「?」や「!」などの符号のあとは1マス空ける。ただし、次が閉じかぎ[」]の場合は1マス空ける必要はない。
ルール⑤
縦書きの場合、数字は原則として漢数字(一、二、三、・・・)を使う。
ルール⑥
会話文は「 。」で囲み、改行する。
ルール⑦
「」類は原則1マス使う。ただし、会話の最後の句点[。]と閉じかぎ[」]は、一緒のマスに書いてよい。
ルール⑧
リード(・・・・・・)やダッシュ(ーー)は2マス分使用する。
以上が、原稿用紙の基本的なルールです。「題名・氏名」、「本文」の使い方・ルールは合わせても10個もありませんね。
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