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中学3年生、2学期英語学習の重要単元

中学3年生、2学期英語学習の重要単元
中学3年生の2学期は、一生懸命に勉強した夏休みが終わり、具体的に志望校を決めていく大切な時期です。今回はそんな大切な時期に入試や定期試験の成績に直結する英語学習の重要単元をご紹介します。
朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

執筆

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

中3生が2学期におさえておくべきポイント

中学3年生、2学期の英語学習の重要単元は

  • 分詞
  • 関係代名詞
  • 間接疑問文

です。

重要単元1:分詞

分詞には2つの種類があります。現在分詞過去分詞です。
この現在分詞と過去分詞は進行形受動態の単元でも学習していますので、使い方を復習していきましょう。

進行形と受動態

ではまず進行形の復習からです。
進行形はbe動詞と動詞の~ing形(現在分詞)で「~している、していた」という意味を表します。

【現在進行形】
I am listening to music now.
(わたしは今、音楽を聴いています。)

【過去進行形】
I was studying English then.
(わたしはそのとき、英語を勉強していました。)

受動態はbe動詞と過去分詞で「~される、された」という意味を表します。

【例】
This picture was taken by my father.
(この写真はわたしの父によって撮影されました。)

名詞を修飾する分詞

現在分詞は動詞にingをつけた形で「~している〇〇」と訳し、名詞を修飾します。

【例】
The boy running in the park is my brother.
(公園の中を走っている少年はわたしの弟です。)

過去分詞は「~される〇〇」と訳し、名詞を修飾します。

【例】
English is the language spoken in the world.
(英語は世界中で話されている言語です。)

重要単元2:関係代名詞

次の重要単元は関係代名詞です。
関係代名詞は2つの文をくっつける接着剤のはたらきをします。

主格の関係代名詞

最初は主格の関係代名詞。

【例】
I know that man.
(わたしはあの男性を知っています。)
He is playing the guitar.
はギターを弾いている。)

ここでは2文目のHe「彼は」が主語の役割をする主格の代名詞ですね。この2つの文を関係代名詞で1つにすると
I know that man who is playing the guitar.
(わたしはギターを弾いている男性を知っています。)
となります。

【例】
This is the watch.
(これは腕時計です。)
It was made in Germany.
それはドイツで作られました。)

ここでは2文目のIt「それは」が主語の役割をする主格の代名詞ですね。この2つの文を関係代名詞で1つにすると
This is the watch which was made in Germany.
(これはドイツで作られた腕時計です。)

主格の関係代名詞のポイントは2つです。

  1. 主格の代名詞の代わりをしている。そのため関係代名詞の次には動詞がくる。
  2. 先行詞(関係代名詞の直前の名詞)が人ならwho、人以外ならwhichを用いる。

目的格の関係代名詞

次に目的格の関係代名詞です。

【例】
She is the girl.
(彼女は少女です。)
I met her yesterday.
(私は昨日彼女に会った。)

ここでは2文目のher「彼女に」が目的語の役割をする目的格の代名詞ですね。この2つの文を関係代名詞で1つにすると、
She is the girl that I met yesterday.
(彼女はわたしが昨日会った少女です。)

【例】
This is the book.
「これはです。」
I bought it yesterday.
(わたしはそれを昨日買いました。)

ここでは2文目のit「それを」が目的語の役割をする目的格の代名詞ですね。この2つの文を関係代名詞で1つにすると
This is the book which(that) I bought yesterday.
(これはわたしが昨日買った本です。)

目的格の関係代名詞のポイントは3つです。

  1. 目的格の代名詞の代わりをしている。そのため関係代名詞の次には主語、動詞と語順が続く。
  2. 先行詞(関係代名詞の直前の名詞)が人ならthat、人以外ならwhich かthatを用いる。
  3. 目的格の関係代名詞は省略できる。

重要単元3:間接疑問文

今まで習ってきた疑問文では、
Where does she live?
(彼女はどこに住んでいますか。)
といったかたちで、疑問詞のあとには動詞がきていました。

今回学習する間接疑問文のポイントは疑問詞のあとに主語がくるという点です。

I know where she lives.
「わたしはどこに彼女が住んでいるか知っている。」

以上、【分詞】【関係代名詞】【間接疑問文】が中学3年生2学期英語学習の重要単元です。

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

執筆

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)