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中学2年生、2学期前半英語学習のポイント

中学2年生、2学期前半英語学習のポイント
2学期は行事が目白押しです。さらに2年生は部活動でも中心的な役割を果たしていくため、勉強がおろそかになりがちな時期です。しかし、英語はこの時期から急激に難しくなっていきます。今回はそんな中学2年生2学期前半の英語の学習ポイントについてお伝えします。
朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

執筆

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

2学期の学習ポイントは不定詞

2学期前半の学習のポイント、それは不定詞です。理由は同じ「to+動詞の原形」という基本の形からパターンの違う用法が3つあるためです。その3用法の一番大切な部分を解説します。

1. 名詞的用法

この名詞的用法の基本は「~すること」と訳します。

【例】 I like to study English. 「私は英語を勉強することが好きです。」

はじめは、

  • like to V 「~することが好き」
  • want to V 「~をしたい」
  • start/ begin to V 「~することを始める」

の3つを理解できていれば大丈夫です。

2. 副詞的用法

この副詞的用法には「○○するために××をする」という目的をあらわすパターンと、「○○をして××な気持ちになる」という感情の2つのパターンがありますので混同しないように注意が必要です。

まずは目的のパターンからです。
【例】I came here to buy his books. 「私は彼の本を買うためにここに来た。」

次に感情のパターンです。
【例】He was happy to hear the news. 「彼はその知らせを聞いてうれしくなった。」

どちらのパターンも英語の後半部分から前半部分に戻って日本語訳するのがポイントです。

3. 形容詞的用法

形容詞的用法はto Vの直前の名詞を修飾するようにすることが一番のポイントです。
【例】He wants something to drink. 「彼は何か飲むものがほしい。」

somethingを後ろのto drinkが修飾している形です。
また、使われる名詞に特徴があります。それは~thing の形が非常に多いということです。
上記の例文で使われているsomething は主に肯定文で用いられ、「~する何か」という意味です。

somethingを後ろのto drinkが修飾している形です。
また、使われる名詞に特徴があります。それは~thing の形が非常に多いということです。
上記の例文で使われているsomething は主に肯定文で用いられ、「~する何か」という意味です。

anythingは主に疑問文で使われています。「~する何かはありますか。」
【例】Do you have anything to drink? 「あなたは何か飲み物を持っていますか。」

nothingは「何も~する○○がない。」という意味の否定になります。
【例】I have nothing to do today. 「私は今日何もすることがない。」

以上、2学期前半の学習ポイント不定詞の解説でした。部活動や学校行事を楽しみ、英語の学習にもしっかりと取り組んで、学校生活を充実させていきましょう。

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

執筆

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)