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効率よく覚えたい!理科の成績をあげる究極の記憶術

記憶術は教科によって違います。理科には理科に適した記憶術があります。今回は、それらを単元ごとにひも解き、記憶しやすい覚え方をご紹介します。
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理科は知識と理論。まずは覚えなきゃ始まらない!

公式や図表をもとに計算をして答える。こういう問題が出題されるため、理科は“数学っぽい”教科でもあります。 このことから、理科と数学の成績は関わっている部分もあります。

しかし、数学とは異なり、理科は「計算がすべて」ではありません。やはり「知識があれば解ける」という問題が大多数ですから、正確な知識を記憶することが勉強の第一歩です。

理科には4つの分野がある

理科と一口に言っても、化学、物理、生物、地学と、大きく4つの分野に分かれています。中学生のうちは、全学年において4分野すべてを“理科”として学習することになります。

定期テストでは出題範囲が決まっています。得意分野が多ければ高得点しやすく、不得意分野ばかりであれば点を取りにくくなりますから、上がり下がりが激しい教科ともいえます。

他方、高校からは、 4つの分野を更に深く掘り下げて学ぶわけです。したがって、高校入試では、4つの分野がまんべんなく出題されます。たとえば、どんなに生物が得意でも、生物分野からの出題は100点満点中25点前後に留まるのです。 ですから、全分野をバランス良く勉強する必要があります。

単元ごとの攻略ポイント

では、理科は何をどのように記憶していけばいいのか。単元ごとに見ていきましょう。

【化学分野】
各学年で次のような単元を勉強します。
1年生:物質の性質/状態変化/気体の性質/水溶液の性質
2年生:物質の成り立ち/化学変化と原子・分子
3年生:水溶液とイオン/酸・アルカリとイオン/化学変化と電池

目に見えない世界を扱うことが多いため、想像力も必要な単元です。1年生で学習する内容がその先の単元の理解の前提となります。つまずいた場合は、前の単元に戻って復習するのが効果的です。

  1. 用語の正確な定義を覚える

    例:沸点・融点/化合・分解/原子・分子/陽イオン・陰イオン
    似たような言葉や反対の言葉は違いを意識しながらセットにして覚えるのがおすすめです。

  2. 気体や金属の名前と特徴を覚える

    例:酸素/水素/二酸化炭素/アンモニア/窒素/塩素/銅/鉄/マグネシウム
    化学の全単元で登場するものです。覚えるべきものは多くはないので、ノートや単語カードに整理しておいて、ちょっとした時間の合間などに覚えてしまいましょう。

  3. 化学式は物質名の日本語を関連付けて覚える

    例:H(水素原子)/H2(水素)/O2(酸素)/H2O(水)/CO2(二酸化酸素)
    「酸化」➡「酸素と化合するから、酸素原子Oが結びつく」
    というように、物質の名前と結びつけると覚えやすくなります。

  4. 実験の基本操作を覚える

    例:ガスバーナー/上皿てんびん/メスシリンダー/ろ過/リトマス試験紙/BTB溶液
    化学分野には実験がつきものです。使用上の注意点や試薬の結果からわかることは、覚えておくと応用問題でも解答しやすくなります。

【物理】
各学年で次のような単元を勉強します。
1年生:光の性質/音の性質/力のはたらき
2年生:電流と電圧/電流のはたらき/電流と磁界
3年生:物体の運動/運動とエネルギー

計算が必要となることが多く、数学が苦手だと苦労する分野です。物理はもともと身のまわりの現象を科学的に説明することを目的とします。難しい説明をしているようでも、わかってしまえば“当たり前”のことばかりです。

  1. 用語の定義は正確に覚える

    例:光の全反射/重力/直列回路・並列回路/電気抵抗/力学的エネルギー
    化学と同じく、ここはすべての前提ですから、きちんと覚える必要があります。

  2. “動き”や“はたらき”をイメージしながら覚える

    例:光の直進・反射・屈折/音の反射/等速直線運動/摩擦力/力のつりあい/作用・反作用
    教科書には実際の身近な例が出ています。これを参考に、具体的に想像すると記憶に残りやすくなります。

  3. 公式を覚える

    例:音の伝達速度/圧力/水圧/浮力/オームの法則/電力/熱量/平均の速さ/仕事量
    実はそれほど多くはありません。一度ノートにまとめて、実際に計算問題に触れて使いながら覚えるのが最も効果的です。

【生物分野】
各学年で次のような単元を勉強します。
1年生:植物のつくりとはたらき/植物のなかま分け
2年生:生物の細胞/刺激と反応/消化と吸収/呼吸と循環・排出/動物の進化と分類
3年生:生物の成長/生殖と遺伝/生物と環境/生態系

植物や動物など“目に見える世界”を扱うため、身近に感じられる単元が中心です。学年が進むにつれて“目に見えにくい世界”を扱うため、理解が難しくなります。それでも体のはたらきや機能など、とっつきやすいテーマが計算がほとんど出てこないため、理科の中でも“数学っぽさ”が薄いのですが、その分だけ知識量が求められます。

  1. 用語の定義は正確に覚える

    例:受粉、受精/赤血球、ヘモグロビン/遺伝、遺伝子
    定義から用語を答えさせる問題がほとんどですから、知識が得点に直結します。似たような言葉でも内容が異なりますから「どこか違うのか」を意識するのがコツです。

  2. 身近な具体例とセットで覚える

    例:単子葉類➡トウモロコシ/両生類➡カエル/反射➡熱いものに触れたら手を引っ込める
    用語を聞いたら、すぐに「たとえば〜」と具体例を出せるように練習しておくと、強い記憶になります。イラストをつけるのも効果的です。

  3. 観察の基本操作を覚える

    例:顕微鏡/ヨウ素液/ベネジクト液/酢酸カーミン液、酢酸オルセイン液
    化学分野の実験と同じく、生物分野は観察が必須です。実験の手順がそのまま出題されることもあります。「試薬の色の変化からわかること」はその色のペンでまとめておくと、思い出しやすくなるのでおすすめです。

【地学分野】
各学年で次のような単元を勉強します。
1年生:地震/火山/地層
2年生:水の循環/空気中の水蒸気/前線と天気の変化/日本の天気
3年生:太陽系/地球の自転と天体の動き/地球の公転と天体の動き/季節の変化/恒星の世界

地震や天気、星の動きなど、日常生活に関わる自然の営みをテーマにします。生物分野と同じく“目に見える世界”を扱うため、実例が豊富でイメージしやすいのです。生物分野に比べれば計算要素が多いのですが、物理分野ほどではありません。

  1. 用語の定義は正確に覚える

    例:初期微動継続時間/斑状組織、等粒状組織/温暖前線、寒冷前線/自転、日周運動
    他の分野と同様です。似ている用語や反対の概念はやはりセットにするのが効果的です。

  2. 図・表・グラフの読み取り方を覚える

    例:初期微動継続時間の長さ/地震の発生時刻/気温と湿度/太陽の動きの観察/天体の日周運動
    図や表、グラフの読み取りが多く求められるのも地学分野の特徴です。読み取り方が複雑なので、ここを正確に身につけてからでないと計算に必要な数値が出せません。

  3. 計算の手順は“比例関係”を意識して覚える

    例:震源地からの距離と初期微動継続時間の長さ/水蒸気量と湿度/時間の天体の動き
    地学分野に登場する計算問題のほとんどが、「一方が2倍、3倍になると、もう一方の2倍、3倍になる」という比例の関係に基づいています。これを意識するだけで大分楽になりますよ。

以上、単元ごとの記憶術をご紹介しました。苦手なところだけでも参考に、勉強にお役立てください。

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