受験前日の勉強よりも優先したい3つの準備
執筆
石井 知哉(いしい ともや)
「備えあれば憂いなし」持ち物チェックを徹底する
受験前夜は勉強もほどほどに、心身ともに万全の状態で本番を迎えられるように準備に重きをおきましょう。持ち物のチェックは欠かせません。忘れ物をした時の影響は非常に大きいのが受験です。受験票に書かれたものと照らし合わせながら、しっかりと準備を済ましておきましょう。
- 受験票
受験票はカバンにしまって、極力出し入れしないようにしましょう(なくす可能性が上がります)。また、もしものために受験番号を写した紙を用意しておいて、それを上着のポケットに入れておくと便利です。電車遅延時などの連絡の際に受験番号を伝えるとスムーズですし、もし受験票が見つからない場合でも受験番号の高校に伝えれば、なんとかなる可能性があります。 - 筆記用具
鉛筆、シャーペン、シャーペンの芯、消しゴムなど。備えのためにいずれも余分に用意しておきましょう。備えは安心につながります。 - 直線定規・コンパス
定規は角度の目盛りがないもの、など学校からの指定があります。指定外のモノを持ち込むと失格になる恐れもあります。そんな事態にならないためにもルールは守りましょう。 - 時計
携帯電話はもちろん、時計以外の機能があるものはNGです。
この他にはお弁当や上履きの持参が必要なケースがあります。また、チョコやアメなど糖分摂取ができるもの、寒さ対策のカイロなどがあるといいですね。前日の夜と当日に使える持ち物チェック表をご用意しました。
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「消化にいい」を最優先した夕食を
受験前夜の食事はしっかり摂らせましょう。しかし、食べ過ぎは厳禁です。 また、ゲン担ぎでカツ丼などをつくってあげるという話を耳にしますが、脂っこい食事よりはふだんから食べ慣れたものがいいでしょう。胃腸に負担をかけないように「消化にいい」ことが最優先です。
90分サイクルで就寝。いつもよりちょっと多目がGood
個人差はありますが,睡眠は1サイクル平均90分といわれていますので、9時間もしくは7時間30分の睡眠時間が理想です。起床時間と合わせて考えてあげるといいでしょう。
受験に100%の力で臨めるよう、生活面を支援するのは親の役目とも言えます。全力でサポートしてあげましょう!!
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執筆
石井 知哉(いしい ともや)