受験当日に役立つ3つの準備と6つの技術
受験当日に送り出したら、後はお子さんの力を信じるしかありません。お子さんの今までの積み重ねを最大限に引き出すために、次の3つの試験準備を伝えてあげてください。また、試験中の6つのポイントも紹介します。お子さんが本来の力を発揮するためにご活用ください。
執筆
石井 知哉(いしい ともや)
試験を万全に臨むための用意
人の脳は起床後3時間ほどで活性化するといわれています。そのため、例えば、試験開始が9時であれば、6時に起床しているのが理想です。生活リズムを崩さないためにも、普段から早起きを習慣化させておくのがベストです。
お手洗いで自分を鼓舞する
必ずお手洗いに行っておきましょう。試験中は教室から出られないと考えましょう。また、鏡を見て自分に「大丈夫だ、いける」と言い聞かせて自分を奮い立たせておくのもいいでしょう。
1教科ごとに気持ちを切り替えて、振り返らない
1教科が終わったら次の教科に気持ちを切り替え、最後の復習に手を回しましょう。休憩時間での友達との答え合わせも、避けたほうが賢明です。
合格を近づけるための試験中6つの技術
- 開始とともに深呼吸。急いで解こうとすると慌ててしまい、ミスをしやすくなります。
- 最初に試験問題の全体を見て今まで解いてきた過去問との配列や傾向の違いを確認。変わっていても慌ててはいけません。
- 問題をよく読む。徹底的に、穴が開くほど読む。問題文はヒントになります。
- わからない問題は消去法。正解の可能性を少しでも上げましょう。
- 解答欄には必ず何か書く。書かなければ可能性は0、書けば可能性はあります。
- 時間が余っても寝ない。読み落としがあると考えて、もう一度見直しを。
当たり前のことを当たり前にできないのが、受験。少しでも合格の可能性をあげるために、これら6つのポイントも是非、お子さんに伝えてください。
あとはお子さんを信じて結果を待つだけです。幸運を祈っております。
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石井 知哉(いしい ともや)