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合格を勝ち取るメンタルのつくり方



高校受験の出願から入学手続きまで

高校受験の出願から入学手続きまで
一口に受験本番と言っても、『①出願』『②試験』『③合格発表』『④入学手続き』の4つのステップがあります。一歩間違えると、せっかく積み重ねてきた受験勉強が「水の泡」になる可能性も。1つ1つのステップを抜け漏れなく正確に進めましょう。
石井 知哉(いしい ともや)

執筆

石井 知哉(いしい ともや)

出願しなければ受験資格なし

願書を高校に提出します。これを済ませないと、そもそも試験を受けることすらできません。細かい手続きは学校によって異なるため、学校ごとの入試要項をよく読んで備える必要があります。

必要事項を記入したり書類を揃えたりするのは、意外と手間がかかるもの。「ただ書類を書いて出せばいいだけだろう」などと甘く見ていると、痛い目を見ます。出願期間を過ぎたら、どんな理由があってもアウトです。充分に余裕をとって、準備を進めましょう。

必要なものは以下の通りです。

  • 志願書
  • 受験票に貼り付けるための顔写真
  • 中学校からの調査書(推薦入試の場合は、学校長からの推薦状も)
  • 金融機関で受験料を振り込んだ領収書
  • その他高校から指定された書類

期限ギリギリに揃えようとすると、抜け漏れが出てくるおそれもあります。一生を左右しかねないものですから、時間に余裕を持って準備を進めましょう。

試験・検査の内容は学校によって様々

志望する高校で指定された検査を受けます。
内容は、入試の形態や高校によって異なります。

  • 推薦入試の場合
    試験内容は、面接や作文・小論文が中心です。適性検査として、学力試験を実施する高校もあります。
  • 一般入試の場合
    学力テストを行います。私立高校では、国・数・英の3教科とするのがほとんどです。公立高校では、国・数・英・理・社の5教科とするのが大多数です。

合格発表を待つのみ

いよいよ決着がつ「運命の瞬間」です。試験の合計得点に基づき受験者の順位を出し、上から順に合格者を決定します。たとえば、募集定員が100名とすると、上位100位までが合格で、それより下は不合格となります。公立高校の場合は、内申点を得点化した調査書点と学力検査との総合得点で判定します。

発表日は、高校で掲示されます。受験番号があれば合格、なければ不合格です。受験票をもっていくのをお忘れなく。私立高校の場合は、自宅に郵送してくれることもあります。

入学手続きは期限内に!

合格が決まっても、期限内に手続きをしなければ、入学できません。

高校からの指示に従い、手続きの期限までに入学金の払込や書類の用意などを済ませる必要があります。合格発表から手続きまでの時間は意外と短いので、注意が必要です。「合格の余韻にひたり過ぎて、うっかり手続きが間に合わなかった」などということだけはないように、くれぐれもご用心を。

石井 知哉(いしい ともや)

執筆

石井 知哉(いしい ともや)