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現役英語講師が教える英検準2級合格へのリーディング解説

現役英語講師が教える英検準2級合格へのリーディング解説
英検準2級に合格するには出題傾向に合わせた学習が必要です。今回は高校受験、そして高校入学後へアドバンテージになる英検準2級リーディングを大問別に解説いたします。
朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

執筆

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

英検準2級のリーディングとは

英検準2級のリーディングは

  • 大問1:短文の語句空所補充
  • 大問2:会話文の文空所補充
  • 大問3:長文の語句空所補充
  • 大問4:長文の内容一致選択

の合計4つの大問から構成されています。

大問1:短文の語句空所補充

大問1の短文の語句空所補充。 (  ) に適切な選択肢を選ぶ形式です。単語の意味・品詞を意識しながら解くとよいです

2018年度第1回目の過去問から解説していきます。

【問題(2018年度第1回大問1(1)】

A:Excuse me. Do you have any books about the history of Cambodia?
B:We only have two, but we have (  ) books about the history of South Asia.

1. active 2. tight 3. confident 4. several

A:Excuse me. Do you have any books about the history of Cambodia?
「すいません。カンボジアの歴史についての本はありますか。」
B:We only have two, but we have (  ) books about the history of South Asia.
「2冊しかありませんが、南アジアの歴史についての (  ) 本があります。」

1. active 「活動的な」
2. tight 「かたい」
3. confident 「確信した」
4. several 「いくつかの」

選択肢はすべて形容詞です。準2級の選択肢は単語の意味だけではなく、品詞や使い方も意識していくと良いでしょう。
We have only have two, but
ここでは「2冊しかありませんが」に対応できることばとして、
4. several「いくつかの」
が正解です。

大問2:会話文の文空所補充

大問2は会話文の文空所補充。 (  ) に適切な選択肢を選ぶ形式です。

2018年度第1回目の過去問から解説していきます。

【問題(2018年度第1回大問1(21)】

A:Tanya, I didn’t see you at Adam’s party last weekend. Where were you?
B:Oh, (  ) . So I couldn’t go.
A:Really? Where did you go?
B:We went to Hawaii. My parents and I went swimming every day.

1. I went to school
2. I went on a family trip
3. my mother visited me
4. my train was late

まず、会話の内容を考えます

A:Tanya, I didn’t see you at Adam’s party last weekend. Where were you?
「ターニャ、アダムのバースデーパーティーで君を見なかったけど、どこに行ってたの。」
B:Oh, (  ) . So I couldn’t go.
「ああ、 (  ) 。だから行けなかったの。」
A:Really? Where did you go?
「本当?どこに行っていたの。」
B:We went to Hawaii. My parents and I went swimming every day.
「ハワイに行ってたの。両親とわたしは毎日泳ぎに行っていました。」

友人同士の会話であることがわかります。

次に、選択肢を見ていきます

1. I went to school
「学校に行っていました。」
2. I went on a family trip
「家族旅行でした。」
3. my mother visited me
「母が私を訪ねてきました。」
4. my train was late
「電車が遅れていました。」

Bがバースデーパーティーに行けなかった理由を説明していること、ハワイに行って両親と泳いでいたことから
1、3、4は消去。
2. I went on a family trip 「家族旅行でした。」
が正解です。

大問3:長文の語句空所補充

大問3は長文の語句空所補充です。

大問3は

  1. タイトルを読み、話の内容を推測する。
  2. 空所の前後1文を読んで空所に入る内容を推測する。
  3. 選択肢の中から適するものに○をつけてマークする。

の3ステップで効率良く解いていきましょう。

2018年度第1回目の過去問から解説していきます。

  1. タイトルを読み、話の内容を推測する。
    Volunteer Activity 「ボランティア活動」についての話であると推測できます。
  2. 空所の前後1文を読んで空所に入る内容を推測する。
    空所の前後1文は、
    The weather was wonderful, and the water was warm.
    「天気はすばらしく、水も温かかったです。」
    However, they were disappointed because (  ) .
    「しかし、彼らはがっかりしました。なぜなら (  ) だからです。」
    Sarah wanted to do something about the problem.
    「サラはこの問題について何かをしたかったです。」
  3. 選択肢の中から適するものに○をつけてマークする。
    1. the water was too cold
    「水は冷たすぎました」
    2. the beach was dirty
    「ビーチは汚れていました」
    3. it was raining
    「雨が降っていました」
    4. it was cloudy
    「曇りでした」

    前の文では
    The weather was wonderful, and the water was warm.
    「天気はすばらしく、水も温かかったです。」
    とあるため、1、3、4は消去します。
    後の文の
    Sarah wanted to do something about the problem.
    「サラはその問題について何かをしたかったです。」
    から
    the problem 「その問題」
    とあるため、
    2. the beach was dirty 「ビーチは汚れていました」
    が正解となります。

大問4:長文の内容一致選択

大問4は長文の内容一致選択。AがEメール、Bが文章問題です。
攻略するにはズバリ「質問文を先に読むこと」です。「質問文を先に読むこと」で大幅に解答時間を短縮できます

大問4A

大問4Aは

  1. 質問文を先に読む
  2. Eメールの送り主と宛先を確認する
  3. 質問文の答えを探すように読む。

の3ステップで効率良く解いていけます

2018年度第1回目の過去問から解説していきます。

  1. 質問文を先に読む

    What is true about Veronica?
    「ベロニカについて正しいことは何か。」

    1. She won a music concert.
    音楽コンサートで入賞しました。」
    2. She is a nurse at a hospital.
    「病院の看護師です。」
    3. She bought tickets to a concert.
    「コンサートのチケットを買いました。」
    4. She studied music in college.
    「大学で音楽を勉強していました。」

  2. Eメールの送り主と宛先を確認する

    From:Veronica Helms 「ベロニカ・ヘルムスから」
    To:Kevin Kovak 「ケビン・コバックへ」

    送り主は
    Veronica Helms 「ベロニカ・ヘルムス」
    宛先は
    Kevin Kovak 「ケビン・コバック」
    です。

  3. 質問文の答えを探すように読む。
    What is true about Veronica?
    「ベロニカについて正しいのは何か。」

    Eメールの中に
    She gave the tickets to me because she knows I love classical music. I even studied it in college.
    「わたしがクラシック音楽が好きなので、彼女(姉)はわたしにチケットをくれました。わたしはそれ(クラシック音楽)を大学で勉強していました。」
    という記述があります。このことから
    4. She studied music in college. 「大学で音楽を勉強していました。」
    が正解です。

大問4B

Cの文章問題では

  1. まずタイトルと最初の設問を読み内容を推測します。
  2. その次に、設問の答えを探す気持ちで、はじめから順に文章を読んでいきます。
  3. 設問の答えになりそうな個所を見つけたら文章中に線を引き、正解だと思われる選択肢に〇をつけます。

これを4問実践します。

2018年度第1回目の過去問から解説していきます。

  1. まずタイトルと最初の設問を読み内容を推測します。

    What is true about matryoshka?
    「マトリョーシカについて正しいものはどれか。」

    1. The dolls are not sold outside of Russia.
    「その人形はロシア国外では売られていない。」
    2. The dolls are much smaller than Russian people think.
    「その人形はロシアの人々が思っているよりもさらに小さい。」
    3. The idea for the dolls did not actually come from Russia.
    「その人形のアイデアはロシアからのものではなかった。」
    4. The idea for the dolls came from a famous Russian story.
    「その人形のアイデアは有名なロシアの話からきています。」

    まず、タイトルを確認します。
    The history of Doll 「人形の歴史」
    設問には
    What is true about matryoshka?
    「マトリョーシカについて正しいものはどれか。」
    とありますので、人形についての話で、マトリョーシカのことから始まっていると推測できます。

  2. その次に、設問の答えを探す気持ちで、はじめから順に文章を読んでいきます。
    4Bの文章問題は、はじめから順によんでいくと設問に答えられます。
  3. 設問の答えになりそうな個所を見つけたら文章中に線を引き、正解だと思われる選択肢に〇をつけます。
    The matryoshka is a famous part of Russian culture. However, the idea came from outside of Russia.
    「マトリョーシカはロシア文化の有名な部分ですか、そのアイデアはロシアの外からきた。」
    とありますので、
    3. The idea for the dolls did not actually come from Russia.
    「その人形のアイデアはロシアからのものではなかった。」
    が正解となります。
    同様に残りの設問に取り組んでいきます。

いかがだったでしょうか。今回の記事を参考に、時間配分など本番を意識した学習を過去問で進め、合格を勝ち取ってください。

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)

執筆

朝倉 浩之(あさくら ひろゆき)