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【生徒が語る】日本学園 創発学が人生に与えたもの

2013.12.10

2013年11月29日公開の「日本学園」の創発学について。実際に取り組んだ生徒は何をどのように感じたのでしょうか?そして、何を発信したのでしょうか?2013年現在、日本学園に通う生徒にお話を伺いました。彼の創発は、「まさに創発」!必見です。
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プロフィール

日本学園の元田くん

元田 直希くん(日本学園)
インタビューに応じてくれたのは、高校3年生(2013年12月現在)の元田(もとだ)くん。 日本学園では、鉄道研究部のほか、為替株式学習部にも所属し、日本経済新聞社が開催する「学生対抗円ダービー」や麗澤大学の「企業経営チャレンジ」などで優秀な成績を収めています。 また、在校中(中学3年時)に「国内旅行地理検定」2級を取得しました。これは「旅行地理や観光地全般について標準以上の知識を有している」レベルです。

日本学園を満喫した元田くん。学校選びは、鉄道研究部が決め手のひとつ

日本学園を知ったのは、中学受験が近づく小学校6年生の10月です。学校情報誌で見つけ、オープンキャンパスに足を運びました。受験の決め手の一つになったのは鉄道研究部の活動。 小さいころから旅行を多く経験し、「乗り鉄(のりてつ)」を自称する元田くんは、学校選びの条件として鉄道研究部を重視していました。 「日本学園の鉄道研究部は、他の学校が行う鉄道模型をメインとした活動とは違い、車両基地のような現場の見学を通し、そこで働く人の生の声を聴けるところが魅力」だそう。

「女子がいない分、好き勝手いろんなことに没頭できる」と男子校の良さを教えてくれた元田くん。 日本学園の好きなところは「四季を感じられるところ」と「グラウンドが広いところ」だそう。 「僕は文化部なのでグラウンドの広さに恩恵を受けたことはありませんけど」と笑います。

そんな日本学園を満喫した元田くんにとっての創発学とは、どのような取り組みだったのでしょうか?

仙台市の観光課に取材に行く、夢への第一歩

「元田くんにとっての『創発学』とは?」の質問に、「難しい質問ですねぇ」と答えを探します。

少し考えた後、「色んな経験ができて、それが自分の経験値となっている」と話してくれました。

入学当時(2008年)と2013年現在の「創発学」の活動内容はほとんど変わりません。大きく分けると、一次産業を中心とした体験学習の「フィールドワーク」、職業をテーマに学習する「キャリアエデュケーション」、そして、それらの活動発表の3つです。

入学後、初めての創発学となる林業体験はオリエンテーション合宿の一環で行われます。 3~4名で編成された班員で力を合わせて木を切り倒すこの体験を、「クラスメイトと仲良くなるきっかけになった」と振り返ります。

その他フィールドワークでは、中学1年時と2年時にそれぞれ農業体験(福島県喜多方市)と漁業体験(宮城県東松島市)を行いました。 トマトやナスの収穫、船に乗っての漁。「暑くて大変でした(笑)」と懐かしみます。

中学3年生のキャリアエデュケーションでは仙台市の観光課に1人で行き、「仙台市の観光について」を取材しました。「町興し」に興味をもっていたこと、野球の楽天ファンということの影響で、取材先を仙台市の観光課に決めたそう。

「取材先ではいろいろ聞けて、勉強になりました」と無邪気に話します。

発表会は、東日本大震災の影響で残念ながら中止となってしまったそうです。 「発表は今でも(チャンスがあれば)したいと思っています。資料もちゃんととってありますよ」と目を輝かせます。

その先の夢が明確だったから、高1から大学を見極める

2013年度3月に卒業予定の元田くん、卒業後の進路は長野大学 環境ツーリズム学部です。 高校1年生の頃から、いろいろな大学のオープンキャンパスに足を運び進路を探し始めました。 長野大学を知ったのは、高校2年生の夏。

「観光による町づくりなどを本格的に学びたいです」と意気込みます。 元々興味があった地方活性化や町興しなどを、創発学がより具体的なものとして意識させ、その想いを強くさせました。

「(地元の東京都大田区にある)池上も観光地として、いいものがありますよ」とニコリ。

編集部と談笑する元田くん
日本学園の元田くん2

一貫して夢の実現のために着実にステップアップしている印象の元田くん。 日本学園で学んだ6年間が、今の彼を支えていることは間違いないでしょう。

これが創発である

彼の過ごした6年間もの学園生活。 最後に「一番印象にのこっている出来事は?」と質問したところ、「やっぱりボランティアですねぇ」と答えてくれました。

2011年3月11日に日本を襲った東日本大震災。 創発学で元田くんが訪れた町が被害に遭いました。

「体験学習でお世話になった町に恩返しをしたい」。 元田くんはクラスメイトに声をかけ、高校1年生、2年生のときに1泊2日で瓦礫撤去のボランティアに行きました。 「ボランティアは暑いし、きつかったですね」と正直な感想。

それでも当時の現地の状況を振り返ると、「震災前に行ってあったものが、さらっとなくなっていた。それはやっぱりショックでした」と視線を落とします。 将来の夢と重ね「宮城とか、東北のためになにかしたい、という気持ちは強いですね」と頼もしい言葉です。

また、「提案にのってくれた、(クラスの)みんなに感謝したいです」と元田くん。

自分に何ができるか。それを考えて実行する。
ここに、日本学園の創発学の本質が詰まっていそうです。

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