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受験生の夏休み。大切な志望校の選び方

受験生の夏休みは、勉強だけではなく「高校を知る」活動にも力をいれましょう。 志望する高校には、説明会や公開授業などに積極的に参加して生の雰囲気を感じることも大切です。今回はそんな「学校を知る」ための方法もご紹介します。
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高校見学は生の姿を見るチャンス

説明会や公開授業、部活体験などは、高校の姿を肌で感じる絶好のチャンスです。「先輩たちは挨拶をしてくれたかどうか?」「どんな先生がいるのか?」といった“学校の生きた姿”はこういう機会でよくわかります。受験案内やパンフレット、インターネットの情報からは見えないことは山ほどあるのです。 既に志望校を決めている場合はもちろんのこと、迷っている場合でも少しでも興味のある学校なら、行事には積極的に参加してみるべきです。

高校見学のための電話での予約の仕方

参加しようと思っていたら、事前の予約が必要だと知ると「やっぱり行くのやめようかな…」と口にする。そんな及び腰になりがちなお子さんも少なくないはず。

親としては「じゃあ代わりに電話してあげるから…」と言いたくなるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。そんな親御さんは要注意。 “何でもしてあげる親御さん”に“何でもしてもらうお子さん”。 そんな関係では“受験という戦い”を乗り切ることは難しくなります。

携帯電話やスマホを持つ中学生は少なくありません。高校行事の電話申込くらいは自分でするのが“受験生の当たり前”です。

お子さんだって高校は見に行きたいのです。でも、「どう電話をすればいいのか」がわからないから、怖じ気づいてしまう。 とすれば、親ができる手助けはただ一つ。電話のかけ方を調べるよう導いてあげればいいだけです。参考例をご紹介しておきます。

【電話申込の手引き】

まずは元気よく挨拶をしてから、手短に用件を伝えましょう。

「こんにちは。○○区立△△中学校3年の学田 勉三と申します。8月●●日の学校見学会に参加したいので、お電話しました。ご担当の先生はいらっしゃいますか?」

この後の会話例を、3パターンにわけてご紹介します。

  1. ラッキーパターン:担当者が電話に出た場合
    高 校:
    はい、私です。
    あなた:
    この度はお世話になります。
    高 校:
    それでは、お名前と中学校名をもう一度おっしゃってください。
    あなた:
    ありがとうございます。○○区立△△中学校3年の学田 勉三と申します。
    高 校:
    それでは、お待ちしております。
    あなた:
    よろしくお願いします。どうもありがとうございました。
  2. 残念パターン:担当者が不在の場合
    高 校:
    今、席を外しています。
    あなた:
    そうですか。本日は何時頃お戻りになられますか。
    高 校:
    ●●日の■■時頃であれば対応できると思います。
    あなた:
    わかりました。では、また改めて連絡致します。ありがとうございました。
  3. 一番多いパターン:担当者不在だが対応してくれる場合
    高 校:
    あいにく席をはずしておりますが、私の方で承ります。
    あなた:
    ありがとうございます。
    高 校:
    それでは、お名前と中学校名をもう一度おっしゃってください。
    あなた:
    ありがとうございます。○○区立△△中学校3年の学田 勉三と申します。
    高 校:
    それでは、お待ちしております。
    あなた:
    よろしくお願いします。どうもありがとうございました。

志望校を3つ決めよう

志望校を決めて、合格に向けた戦略を固めていくのも夏休みの重要なテーマです。 いよいよ現実的な視点も必要となってきます。 公立志望であれば、公立高校2つと私立高校1つ。 私立志望であれば、私立高校3つ、もしくは私立高校2つに公立高校1つ。 このあたりが目安です。

夏の終わりまでには具体的な高校名をリストアップしておきましょう。 また、それぞれの高校について以下のような情報を調べてまとめるのもおすすめです。

    【推薦入試について】
  • 出願に必要な基準(内申点/欠席・遅刻の日数)
  • 配点(調査書点/面接点/作文・小論文点)
  • 実技検査・適性検査の有無
    【一般入試について】
  • 教科数・配点
  • 合格の目安となる内申点・偏差値
  • 併願推薦の基準

“自分に合った高校”とは?

このフレーズ、毎年必ず受験生やその親御さんからお聴きします。 多くの場合、「自分の今の学力で頑張らなくても合格できる学校」というニュアンスで使われているようです。 たしかに、「現状のレベルに合わせて高校を選ぶ」というのも1つの考え方です。 しかし、「行ければどこでもいい」というのは余りにも寂しい考え方です。 お子さんがそんな風に考えて選んだ高校での生活は、充実したものになるでしょうか。

魅力的な高校がこれだけたくさんある世の中です。 「高校なんてどこも同じ」という発想は、お子さんの選択肢を狭め可能性を潰します。 「“高校卒業後にありたい自分”に近付くために3年間で最も成長できる高校」という考え方で選ぶべきなのです。 それこそが本当の意味での“自分に合った高校”です。

多くの中学生にとって「高校進学が当たり前」になりつつある時代です。 どうせ迎える高校受験です。 ならば、“自らの成長の機会”と考えて高校を選ぶのが前向きな姿勢です。 「行きたい高校のレベルに合わせて自分を高める」という考え方。 そういう考え方に立って、自らの進路を切り拓く勇気を抱いて欲しいと思います。

自分を高めるための時間が、夏休みにはたくさん用意されているのですから。

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