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受験生の10月|月刊高校受験

「受験対策の3本柱」は、「志望校選び」「内申点アップ」「実力向上」の3つ。「いま何をしたらいいのか?」「ここですべきことは一体何なのか?」そんな声にお答えする新中3受験生向けの月イチ連載。今回は「受験生の10月」をお届けします。

ライター

石井 知哉

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10月の注意点

新学期もあっという間に1ヶ月が経ち,中学3年生の1年間も残り半分です。
多くの高校が1月下旬から入試を始めるので,10月下旬には入試3ヶ月前を迎える受験生もいることでしょう。

「まったく緊張感がない」というお子さんにおすすめしたいのが,カウントダウンタイマーです。iPhoneでもAndroidでも,無料で利用できるアプリがたくさん出ています。ストアで検索して,気に入ったものをダウンロードしてみましょう。

入試本番の日程を登録しておけば,毎日「●●まであと■■日」と表示してくれます。
特に,残り100日を切ったときのインパクトは大きなもので,残り日数が2ケタになると多くの受験生が慌てふためきます。

また,この時期は中学校で文化祭が近付いてきます。
現在はほとんどの学校でクラス別の合唱コンクールが行われます。1・2年生の頃は大して真面目に取り組んでこなかった子でも,「中学最後の合唱コンだから」と真剣に練習に励むイベントです。
しかし,くれぐれも合唱コンクールを言い訳に勉強をサボることだけは避けたいものです。

<9月までに終わらせておくべきことについて、やり残しが気になる方はこちら>
(まだ完了していないご家庭は、今すぐチェック!)

10月にすべきこと

  • 志望校選び

    10月ともなれば、もう第1志望校が決まっているのが当然です。 もしも「まだ第1志望校が決まっていない」というのであれば、これはピンチだと思ってください。 「この高校に行きたい!」という気持ちこそが、受験勉強の最大のモチベーションになるものです。目標が決まっていない状態では、「何のために勉強するのか」がはっきりしません。これでは勉強に身が入りませんよね。

    むしろ、ここからの悩みどころは、「併願校すなわち第2志望校をどこにするか」ということでしょう。
    実際、この時期には併願校について相談を受けることが非常に多くなります。

    
第1志望校に不合格になったときのことを考えると、併願校は慎重に選ぶ必要があります。 9月に続いて、私立高校は土日を中心に説明会や文化祭といったイベントを開催します。
    こうした機会はもちろん有効に活用したいもの。

    また、首都圏であれば、多くの私立高校が1箇所に集まって「合同説明会・相談会」が開催されます。
    1日で多くの高校のことに触れるチャンスです。ここで興味の湧いた高校があれば、実際に説明会や見学会に参加してみましょう。
    なお、近年では、都立高校もこうしたイベントを行っています。
    詳しくはこちら(東京都教育委員会のホームページに移動します)


  • 内申点アップ

    「10月の内申点アップ」といえば、やはり2学期の中間テストです。
    1学期の中間テストは不実施の中学校も増えているようですが、「2学期も中間テストなし」という中学校はめったにありません。国語・数学・英語・理科・社会の5教科ですから、1教科あたりにかなりの時間をかけられます。
    だからといって、もちろん油断は禁物です。2週間前から準備を整えて万全の状態でテストを迎えたいものです。

    <中間テストのない中学校の内申点アップについて、詳しくはこちら>
  • 中間テストのない学校の、成績と内申点をあげたい(School Post内の記事に移動します)
    http://school-post.com/hint/naishinten_chukantest.html

中3の2学期にもなって、授業態度や提出物の取り組みに問題があるようなら、これは大問題です。無意識のうちにNG行動をとってはいないか、もう一度確認しておきましょう。

なお、合唱コンクールでの態度や文化祭の展示物の仕上がり具合は、音楽や美術の内申点に大きく影響します。「センスや才能」を口にする前に、まずは授業中に真剣に取り組む姿勢が大切です。

    <内申点アップのために見直すべきことについて、詳しくはこちら>
  • 【保存版】成績をあげたい人が見直すべきこと記事まとめ(School Post内の記事に移動します)
    http://school-post.com/matome/matome_naishinten_minaoshi


  • 実力向上

    中間テストに気を取られがちですが、こちらも重要です。定期テスト対策だけをしていても、高校には合格できません。高校入試の問題と定期テストの問題では、異なる部分が多いからです。
    しかし、内申点のことを考えれば、もちろん定期テストだってとても大切です。 そこで、受験対策と定期テスト対策のバランスをどう取るかが問題となります。 そこで、次のように時期によって比重を変えてみることをおすすめします。

    【普段】 受験対策に比重を置いて勉強してください。定期テストについては、学校の授業や宿題にきちんと取り組むことが中心となります。
    定期テストが不安な場合やどうしても内申点をあげたい場合は、土日に1週間分まとめて復習しておくと、後で効率が良くなります。

    【定期テスト2週間前】 試験範囲が発表されるので、徐々に定期テスト対策の比重を上げていきます。特に苦手な教科は毎日定期テスト範囲の勉強をしておくべきでしょう。 平日と土日で完全に勉強内容を分けてしまうのもおすすめです。

    【定期テスト1週間前】 この時期になれば、 1点でも多く取れるように、平日も土日も100%定期テスト対策に専念しましょう。 最難関校に合格した子も、定期テスト前は受験勉強を一度ストップして定期テスト対策に集中していました。

    こうした勉強と並行して、そろそろ入試の傾向についても把握しておきたいところです。


こうして見ると、受験生はとても忙しい生活を送るということがよくわかります。「今さえ良ければそれでいい」というのではなく、「向こう1ヶ月のスケジュールを考えて動く」という姿勢で過ごすことが、合格への最善策です。一歩一歩、確実に歩みを積み重ねていきましょう。

今回の月イチ連載企画はいかがでしたか?次回は「受験生の11月」をお届けします。お楽しみに。

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